ジュリスト『渉外判例研究』へのご執筆の要領
2002年10月7日
有斐閣ジュリスト編集部
I 見出し
1
見出しは事件の内容を具体的に,しかし,できるかぎり簡潔明瞭に(30字以内で)表現するようお願いします。
2
渉外事件であることが見出しだけから分かるようにお書き下さい。
3
見出しに続いて,@裁判所名,A判決年月日,B事件番号,当事者名(身分法関係事件の場合は入れない),C判例集の出典,D参照条文をお書きください。
〔例〕 不法行為に基づく損害賠償請求と国際裁判管轄
東京地判平成7年4月25日判決
(平成4年(ワ)第8898号,エンタープライズコンマ株式会社ほか
1名対株式会社サニクリーン本部ほか4名,損害賠償請求事件)
判例時報1561号84頁
〔参照条文〕民事訴訟法5条・15条・21条
U 判旨の部分
判決理由の要約ではなく,判決理由の原文を直接「 」で引用して下さい。
V 当事者等人名の省略表記
〔事実〕〔判旨〕〔評釈〕を通じて
1
原告・申立人をX(多数の時はX1,X2……),被告,相手方をY(Y1,Y2……)として下さい。
2
訴外人はABC……で示し,この外必要であれば甲乙丙……を用いて下さい。
3
最初に事実を説明するときに「原告X」「X(原告)」「訴外A」の如く示して下さい。
4
判旨も人名は右に従って置換えの上引用して下さい。
W 評釈の部分
1
注は文末に一括して列挙することなく,本文中に必要な範囲でカッコ書にして下さい。その場合も字数計算上は本文の場合と同様に計算します。原稿用紙の場合1マス1字でお書き下さい。
2
評釈中の判例引用については,見出しにつける判決年月日の場合とは異なり,「東京高判昭和59・2・28判時1143号97頁」のようにして下さい。
X 原稿枚数
1
〔事実〕〔判旨〕〔評釈〕の全体で200字詰原稿用紙換算で30枚まで(32枚が限度)です。すなわち、6000字、最大6400字です。
2
雑誌への定期的掲載のため,原稿枚数の上限は厳守して下さい。
Y 掲載時期
1
掲載時期につきましては,原則原稿をいただいた順となります。
2
原則として、毎月1日号に掲載の予定です。
3
なお、今後は、原稿は、研究会幹事を経由して受領することになりますので、ご注意ください。